☆新元号が発表されましたね。「令和」です。
皆さまは最初にどんなイメージを感じましたでしょうか。ぼくの周りは「冷たく感じる」「固く感じた」「『りょうわ』と読ませた方が響きがいいのでは」など発表された当日はあまり良い感じがしなかった方が多かった様に思います。
そもそも「令」とは一般に公布した規定・法令やきまりを意味する漢字なんですよね。また命令や法令、条例というイメージが強いかもしれません。また、「冷」という漢字も連想してしまうのかもしれませんね。
しかしながら令嬢や令夫人といった他人を敬って、その家族を表す語の上に付ける使われ方もしています。
「令和」典拠は万葉集「初春の令月、気淑しく風和らぐ」で初めて和書から出典したとの事ですが、実は中国の代表的古典「文選」からの孫引きだとも言われていてなんかすっきりしないところがあります。
安倍首相は令和について「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められています」と語っています。
初めての和書からと日本独自感を出してパクリと思われるより中国をリスペクトしましたという事こそが「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」令和なのではないのかなと思うのはぼくだけでしょうか。
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